3倍速で「できない」を「できる」に変えていける人の思考術
こんにちは。
親子の家庭教師、藤田和彦です。
前回に引き続き、
「できない」とのつきあい方についてです。
前回は、
「できない」ことがあった時にの捉え方の、ひとつめとして、
「○○は「できない」ことだ。」
と決めてしまうパターンについて、ご紹介しました。
今回は、これに対して、
もうひとつの「できない」の捉え方について、書いていきます。
できない、という経験をした時の捉え方の、ふたつ目は、
「あれ、おかしいなぁ?自分だったら、できるはずなんだけど。」
と、思うパターンです。
これは、基本、「できる」が前提にあります。
だから、「できない」という経験をしても、
「できない」という思い込みを強めることは、ありませんし、
無力感を感じることも、ありません。
「できる」のが基本ですから、
「どうやったら、できるかなぁ」に、フォーカスしますし、
「もういっかい、やってみよう。」
と、意識を次のトライに切り替えられます。
ここで、ひとつ気をつけたい点があります。
できない経験をした時に、
「なんで、こんなこともできないの!?」
と取り乱してしまう人がいます。
これは、ふたつ目の「できるはず!」思考をしているように見えて、
じつは、前回ご紹介した、ひとつ目の「現状認識型」の人の反応です。
こういう反応パターンの場合、
「できるはず」という思いではなくて、
「できなくちゃいけない」という思いが、根底にあります。
だから、焦るし取り乱すし、
余計に、「できない」という現状に捉われてしまうのです。
「できるはず」と思ってる人は、
やれば必ず、できるようになる、ということが分かってます。
だから、それができていない自分が、やるべきことは、
できるようになるための、ステップを踏んでいくことなのだと、理解してます。
実力不足、経験不足で、
はじめは上手くいかなくても、
短期間に、技術を身につけてステップアップしていくのは、
この、「できる」を前提に考えてる人です。
「できる」と分かっているから、
現状に足踏みをしてしまう人より、3倍はやく、実力をつけていくことができます。
「現在地」というのは、
ただの「点」にすぎません。
その、「点」にとらわれてしまうと、
新芽や若木が、大きな木へと育つイメージが、できなくなってしまいます。
お子さまや、後輩・部下の成長を信じられていないから、
ついつい、水をやりすぎてしまって、
結果的に、その芽を枯らすことにも、なってしまうのです。
自分は、必ずできるのだと。
今、それができなかったとしても、
必ず、できるようになるのだと。
そう、信じること。
そして、
じゃあ、どうすれば、できるようになるのかなぁと、
考えて、試してみることが、
飛躍への第一歩です。
その、「どうすれば」を教えてほしい!
という方。
ご安心ください。
ひとつひとつ、折にふれて、ご紹介していきます。
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