奇跡を起こすメンタルの力
今回は、
前回予告していた、「メンタルの力」について、書きます。
入試本番も、もう目の前ですが、
今日は、そんな入試本番にも、使える(かもしれない)話です。
今週末は、センター試験ですね。
ウソのようなホントの話、
私、藤田和彦が、少なくとも高校3年間を振り返って、
「いちばんの幸せを感じた」のが、
このセンター試験の初日、でした。
センター試験は、
科目ごとの休み時間が、かなり長いです。
その、休み時間、
同じ会場で受験をしていた、高校の同級生たちと、
会場近くの広場で、まったり時間をすごしてました。
ちょうど、
午後イチの国語の試験が終わって、
初日は、あとは英語を残すのみと、いうそんな時でした。
初めての試験会場で、
いつもの級友たちと、なんでもない時をすごす時間。
「あー、このメンバーで、こうやって集まってるのも、もう最後なんだなぁ」
なんて思ったりして、
解放的なキャンパスの空間に、
夕日が、ゆっくり沈んでいったりして、
それはそれは、美しい光景でした。
非日常のなかの、日常は、
やっぱり、非日常で、
日々、淡々と日常をきざんできて、
「何か面白いことないかなぁ」って、ずっと思いながら生きてきた高校生活、最後の最後にあった、センター試験は、
本当に、楽しかったのです!
あの日の夕陽は、
絶対に忘れられない。
たぶん一生ものだと、思ってます。
これまで、
脇目もふらず、受験勉強してきた受験生のみなさんに、とって、
受験の当日というのは、
1年間、その力を蓄えていた、
桜の花が咲きほこるような、
そんな瞬間です。
桜が咲くのは、
合格発表の瞬間ではなく、
まさに、試験の当日、とかだったりするのです。
センター試験のその時には、
「良い点をとろう」とか、
「最低でも何点とろう」とか、
そういうことは、いっさい考えませんでした。
いつもと違う「非日常」な空間にいることが、ただ、嬉しかった。
それだけの記憶しかないのですが、
結果、フタを開けてみると、
前半(社会、国語)と比べて、
後半(英語、数学、理科)の得点率が、ゆうに1割を超えて上回っていた、
(ということに、
今年になって、はじめて気が付きました)。
特に、「夕陽」の直後に受けた英語の試験が、
もう二度と取れないくらいの過去最高点となったのは、
いま思ってみると、完全に「夕陽効果」だったとしか、思えません。
センター試験という本番に、
プレッシャー、完全にゼロで、
あれだけ、楽しみつくしたら、
結果なんて、勝手についてくるものです。
最高に幸せな空間だったセンター試験のおかげで、
大学受験期に関わることになった生徒のみなさんに、
「いや、センター試験ほんとに楽しいんだって!」攻撃をしかけている藤田です。
最高のパフォーマンスを出すために、
センター試験で、「幸せ感」を感じるのをオススメします。
今まで、ずっとつき合って向き合ってきた、センター用の参考書なんかを見て、
「これ開くのも、今日で最後かもなぁ」
なんて思ってみたら、
感慨深いものが、ありますよ!
最高に楽しいセンター試験まで、あともう少し!
ワクワクが止まらないですね!!
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