成績アップのための「基礎力」づくり〜②計算力を高める〜
前回に引き続き、
学校の成績を上げるための、
「基礎力」をきたえるための小ネタについて、
今回は、
算数、数学において、
不足することで「つまづき」の原因となる、
「計算力」
を高めるための小ネタです。
計算練習、というのは、
ニガテな人にとっては、
何かの罰だかペナルティーか、
と思ってしまうくらいですよね。
「けいさんドリル」の宿題なんかは、
時間がかかればかかるほど、
「めんどくさい」
と思ってしまう、かもしれません。
そんな計算力を、
親子で「いっしょに」きたえることができる(?)
そんな小ネタです。
「小町算(こまちざん)」というものを、ご存知でしょうか?
Wikipediaによると、
小町算(こまちざん)は数の遊びである数学パズルの一種。1 □ 2 □ 3 □ 4 □ 5 □ 6 □ 7 □ 8 □ 9 = 100という数式の□の中に、+,-,×,÷,空白 のいずれかを一つずつ入れて正しい数式を完成させるというものである。
(中略)
なお、以下のように規則を変えて出題されることもある。
・×,÷ の使用を禁止する。
・括弧、冪乗、平方根の使用を許可する。
・右辺を 100 だけでなくいろいろな値に変える。
・左辺を逆順にする。
と、書いてあります。
数字が好きな人は、やり出したら、ハマります。
ただ、
このままだと、
ちょっと難しいのと、
どこでもできる、手軽さが無いのが難点。
そこで、
こんなゲームを、ご紹介します。
かってに名付けて、
「ミニ小町算」!
ランダムな4つの数字を、
自由な順番で
足したり(+)
引いたり(-)
かけたり(×)
わったり(×)
して、
100ではなく、
「10」を作るゲームです。
これは、
小学校時代を、車移動が多かった田舎で過ごしたことで、
車での移動中に、生まれました。
出題者は?
前を走る車の「ナンバープレート」です。
例題を出します。
まず、こちら!
これは、
1,2,3,4を使います。
いかがでしょうか?
正解の例は、
1+2+3+4=10
です。
単純でしたね。
答えは、他にもあるかもしれませんよ?
次は、どうでしょう?
ポケベル世代には懐かしい(?)「4649(ヨロシク)」ですが、
こちらは、どうでしょうか?
正解例は、
(6-4)×(9-4)=2×5=10
になります。
数字の順番は、バラバラでも大丈夫です。
(ちなみに、中学生以上の読者のみなさん、
数字の順番は変えなくても、
(4-6)×(4-9)=10となるのが、わかるでしょうか?)
どんどんいきましょう!
これは、「0」というジョーカーがいることで、
1+0×5+9=10
となります。
数字の順番は、変えてもオッケーです。
1+9=10
5×0=0
なので、
1+9+(5×0)
にしたら、わかりやすくなりますね!
「0」は、時に使い勝手がよいマジックナンバーになります。
最後です!
5888。
ちょっとだけ、難しいかも?
これは、
5×(8+8)÷8
=5×(16÷8)
=5×2
=10
になります。
画像は、Googleで、
「ナンバープレート」で画像検索してきた上から4つを、例にしてみただけですが、
たまたま、暗算でできるくらい、シンプルでした。
数字の組み合わせによっては、
なかなか、答えが出てこないやつもあります。
そんな時は、
気を取り直して、「次」いってみましょう!
「難しい」という人も、
慣れてきたら、すぐできるようになります。
逆に言えば、
これが、すぐ出来るようになっていったら、
いわゆる四則演算(+-×÷の計算)の力は、
かなり、ついてきてることになります。
読者のお父さま、お母さま、
やってみると、けっこう難しいのもあって、
頭の体操にも、いいですよ!
ぜひ、
街中でお車を見かける際には、
お子さまといっしょに、遊んでみてください!
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