家庭教育のプロが教える、親子でできる勉強の「きっかけ」づくり⑦〜お子さまの質問への返答例〜
今回は、前回の続きで、
お子さまからの、
ソボクな疑問、質問を受けた時の、
「オススメしない対応例」
について、書いていきます。
前回、書いた通り、
お子さまからの質問に対しては、
「答えを見つけだす」ということを、
いっしょにやっていく、ということがポイントです。
ですから、
オススメしないのは、ズバリ、その逆。
お子さまの質問をスルーする。
疑問について、とりあわない。
ということになります。
お子さまからの質問に対して、
例えば、
「そんなこと、どうでもいいじゃないの!」
(どうでも良い、と思って質問してくるお子さまは、いないハズです。)
とか、
「それくらい、自分で調べなさい。」
あるいは、
「お母さん分からないから、そういうことは先生に聞きなさい。」
などというふうに。
つまりは、
お子さまの質問に、無関心を表明することです。
お子さまの、知的好奇心を刺激し、
結果的に勉強へのモチベーションや意識を高める、ということを考えたら、
上に挙げたような答え方は、
たとえ、どのような事情があったとしても、
オススメできません。
お子さまからの質問は、
時と場所を選ばないかも、しれません。
「今は、ちょっと。。」
ということも、あるでしょう。
あるいは、
自分が、まったく知らないようなことを質問されることだって、
実際に、あるでしょう。
そういう時は、
時間があるなら、
「いっしょに調べてみよう。」
がベストパターン。
ですが、
どうしても、その時間が、すぐに取れない時は、
「わからないから、自分で調べてみて。」
と、うながすことになりますが、
それで終わり!にしないのが、ポイントです。
どうしたら良いのか、というと、
お子さまの質問、疑問について、
時間をおいてでも、
必ず、
「(調べてみて)どうだったか教えて!」
と、お子さまの質問、話題のネタを、
覚えておいて、聞いてあげることが、大事です。
お子さまとしても、
自分が興味を持ったことに、
お母さま、お父さまも興味をもって、
その話題を持ちだしてくれたら、
「ちゃんと覚えててくれたんだ」と、嬉しく思うはずです。
また、
こうして、
疑問を掘り下げて、調べたり話したりすることが、
知識の定着にも、非常に、効果的なのです。
ぜひ、
些細な疑問をスルーしないで、
お子さまとのコミュニケーションのきっかけ、
そして、勉強のきっかけに、していってください!
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