家庭教育のプロが教える、親子でできる勉強の「きっかけ」づくり⑥〜お子さまの疑問に、どう対応するか〜
前回からの続きです。
お子さまからの、ソボクな疑問、質問に対して、
どのように、答えたらよいか?
について、書いていきます。
お子さまからの質問について、
対応していく上でのポイントは、
どんな、些細な疑問でも、答えを見つける工夫をする。
ということです。
自分で答えられることなら、
時間をとって、教えてあげる。
あるいは、
すぐに答えを教えずに、お子さまに考えてもらえるような、質問を返してあげる。
というのは、ちょっと上級編ですが、
これも、お子さまの「考える力」を養う上では、有効でしょう。
ただ、その場合も、
お子さまが考えたり、調べた結果について、
かならず、シェアしてもらう時間を、もうけることです。
アウトプットをすることで、
知識や記憶の定着が、しやすくなります。
お子さまが、ふと抱いた疑問を、きっかけに、
親子で、コミュニケーションをとる機会を、
作ってあげてください。
お子さまの、「なぜ、どうして?」の、
答えを見つけていくことで、
「暗記」
という、人によっては苦痛に感じるかもしれない作業が、
ただ単純に、
「知的好奇心」を満たすという、
楽しみに変わります。
自分が分からないことを、聞かれた時、
明確な「答え」が無いような質問でも、
それを、「いっしょに」考えることが、
親子のコミュニケーション、信頼関係を深めることにも、繋がっていくのです。
次回は、反対に、
お子さまの質問・疑問への対応での、
「オススメしない例」
を見ていきながら、
より、具体的な質問への答え方について、考えていきましょう!
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