家庭教育のプロが教える、親子でできる勉強の「きっかけ」づくり④
今回も、
親子でできる、勉強への「きっかけ作り」として、
前回に引き続き、「読書」について、かきます。
前回は、
というお話をしました。
今回は、
読み方について、です。
1冊の本を、すばやく読む、
いわゆる、「速読」が良いのか、
それとも、
じっくり、丁寧に時間をかけて読む、
「精読」が良いのか、
「まえがき」と「あとがき」から先に読んだ方が良いのか、
それとも、「目次」を読むのが良いのか。
いろんな視点があるでしょうが、
結論は、読みたいように、読む。
「習慣化」のためには、
むしろこれが、ベストなスタンスなのです。
「こうあるべき」に縛らない、のが、
いちばん、ストレスなく馴染めるのではないでしょうか。
もちろん、
「これ!と決めてじゃないと、取り組みづらい!」
という方は、
「速読」とか、「精読」と、
決めてチャレンジしてみても、良いかもしれません。
国語の文章題など、
文を速く読めることはトクではあるので、
「速読」のスキルは、あるに越したことは、ないでしょう。
ただ、
読書のスピードというのは、
「速読」によって養わないといけない、ということもありません。
絶対量をこなしてたら、自然と速くなります。
まずは、
無理のないやり方で、
「本を手に取りページをめくる」
という習慣をつけることが、大切です。
じっくり読むのが、おっくうな日もあるでしょう。
そんな日は、
ボーッとながめる読書を。
あらかじめ、
無理なく読める、「ながめる用」の本を、準備しておきます。
雑誌や百科事典、写真集とかでも、よいでしょう。
そう言った本を、準備しておいて、
そういう本をながめたくなったら、
その日は、活字を追わない「ながめる読書」を。
その日、読みたい本を、
読みたいように、読んでみてください。
読書の秋。
秋の夜長は、
テレビやゲームではなく、
読書を、楽しんでみてはいかがでしょうか。
次回も、
親子でできる、勉強の「きっかけ」作りについて、
書いていきます!
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