勉強が圧倒的に楽しくなる!勉強を「ゲーム」化するメリットと、オススメの勉強ゲームについて。
「勉強を好きになるために」
というテーマで進めてきてますが、
ここで、
「勉強をゲーム化する」
ということについて、
少し書き加えて、おこうと思います。
Contents
なぜ、人はゲームにあれほどハマるのか?
スポーツなども含めて、
「ゲーム」というものは、なぜハマるのでしょうか。
その理由は、
ゲームそのものが持つ「おもしろさ」にあると思います。
では、なぜゲームというのは、おもしろいのでしょうか。
それは、
決められたルールのもとで、
「勝負」に熱中できるから、なのではないか?と思います。
「子どもは遊びの天才」などと言いますが、
ルールを自由に作り出して、
そのルールのうえで、ときには柔軟にルールを修正しながら、
「面白さ」を追求するという点では、
本当は誰もが、その才能を持っているんじゃないか、と思います。
いつの間にか、「常識」や、「誰かにとっての正解」を意識するようになってしまうと、
発想に無意識のうちにブロックをかけるように、
なってしまうのかもしれません。
ぜひ、
柔軟な発想で、
「勉強ゲーム」を、楽しんでみてください!
学校でもできる、勉強ゲーム
以下に、
実際に遊べる「勉強ゲーム」の一例を紹介します。
①山手線ゲーム
山手線ゲーム(やまのてせんゲーム)あるいは古今東西(ここんとうざい)とは、
宴会やコンパの席で多人数で行うゲームの1つ。主に場の雰囲気を盛り上げるために行われる。
「山手線ゲーム」という名前は、お題として「山手線の駅名」がよく使われたことに由来する。一方「古今東西」の名前は、「世の中のこと全て」を意味する四字熟語に由来する。
ルールが容易であることから、テレビ(主にバラエティ番組)やラジオ番組のコーナーとしてしばしば取り入れられている。
【ルール】
「お題」として1つのテーマを定め、そのお題に沿った解答を参加者が順番に解答していく。「お題」は誰にもいくつか答えが思いつくもので、正誤の判定が容易に可能なもの(「日本の都道府県の名前」「タロットの22大カードの名前」など)で、一度出た答えは再び答えとして使うことは出来ない。答えが全て出つくすと終了となるが、通常は同じ答えを2回言ったり、途中で解答を言えなくなったり、テーマに合わない誤答をした者が敗者となる。敗者に対してはしばしば罰ゲームが行われる。
(以上、Wikipediaより引用)
ここでの「お題」には、
・歴史上の人物の名前
・元素名
・山地、河川、平野…
なんでもありですが、
暗記系のものが、テーマになりやすいです。
罰ゲームがあると、また盛り上がります。
もちろん、
お酒をしこたま飲む、というようなルール違反は、ダメ!ゼッタイ!です。
②英単語しりとり
文字通り、英単語でしりとりをします。
英単語を言って、その意味をつけ加える。
(例)
「apple・リンゴ」
→「elephant・象」
→「task・仕事」
→「knife・ナイフ」
→……
みたいな感じです。
単語でてこなかったり、
単語の意味が違ってたら、アウト!
(語尾を”y”で攻められると、結構つらいです。
形容詞ありでやると、語尾を”y”にするのも比較的カンタンなので、形容詞はなし、など、
いろいろと、独自にルールで制限をつけた方が、良いかもしれません。)
①、②ともに、
リズム・テンポがあるとかなり盛り上がりますが、
慣れないうちは、リズムをとらず、
「制限時間、最大30秒」
くらいのユルさでやったほうが、長続きしますし、
頭も刺激させます。
③早押しクイズ
社会、理科などの教科書、
あるいは英単語、古文単語の単語帳など、
やはり、暗記系のものが定番です。
出題者は、教科書や、単語帳を片手に、問題を出します。
残りの人が、答えます。
問題の答えが分かったら、
「ピンポンッ!」
と言って早押しボタンを押したフリをするのは、お約束。
出題者が、早かった人に答えを聞きます。
答えがあっていたら、正解!
間違っていたら、お手つき、アウト!
これも、真剣勝負だと、結構ヒートアップします。
問題を出す側も、
答える人を考えて問題を選ぶなかで、
はからずも、テストを出す側の視点を手に入れ、
結果「ヤマカン」の力がついたりすることもあります。
友だちを巻き込んで、勉強ゲームで遊びましょう!
気がついたら、
周りも含めて、のきなみ成績があがってたりします。
【番外編】もっと勉強ゲームを楽しむために
これは「番外編」というよりか、「上級編」というべきかもしれません。
さらに白熱度をあげ、
脳みそを刺激することもできる
「スペシャルルール」
を、ご紹介します。
それは、
上記①〜③のゲームに、
「トランプゲーム」
を、かけ合わせることです。
ゲームと遊びを同時にやる!?上級者むけトランプゲームの例
「トランプゲーム」
は、一般的に遊ばれてる、
「ババ抜き」
「大富豪」
とか、何でもよいのですが、
もっとも白熱するのが、
「うすのろ」
といわれるトランプゲーム。
これを、
中央にコインではなく、
手札を倒す、という独自ルール(動きが少なく、ケガ人が出ない)に修正した、
「オトボケ」(と当時は呼んでました)
というゲーム。
この「オトボケ」と「③早押しクイズ」のコンビネーションが、
もっとも集中力が要求され、
またヒートアップしたパターンでした。
実際に筆者の高校時代も
この、「オトボケ」×「早押しクイズ」の同時プレイが、
実際に高校時代のある時期、
局所的に「大流行」しました。
当時は、
休み時間の5分とかの間すら、おしんで、かなり、やりこんでました。
「どんだけ、勉強すきやねんっ!」
というツッコミが聞こえてきそうですが(あ、「なんで関西弁やねんっ!」ってツッコミも!)、
これを、「勉強」と思ったことは、
一瞬たりとも、ありませんでした。
なんせ、
ただトランプゲームで遊んでるだけですから。
「オトボケやろう!」
の声かけに、
自然と、5〜8人くらいが、集まってました。
自身の経験から、トランプゲームをオススメしてますが、
校則によって、
「トランプ持ち込み禁止」とか、
そういう縛りがある方は、
ごめんなさい。
でも、
トランプは、オススメなんです。
トランプがNGだったら、
校則で許される「遊び」に、
「勉強ゲーム」を追加させるだけで、
充分に、脳トレになります。
カンタンに言えば、
普段、学校でやってる遊びに、
「勉強ゲーム」を投入するだけで、
かなり、遊びの難易度が高くなり、
結果として、自然と頭がよくなります。
お友達をまきこんで、
ぜひ、やってみてください!
【補足】
ちなみに、
当時の「罰ゲーム」は、
まったく意味のない「漢字の書き取り」でした。
漢字の書き取りなら、少しくらい意味があるのでは?
いいえ!
当時の書き取りのお題は、
手持ちの漢字辞典で、
いちばん画数が多かった、
龍龍
龍龍
(「龍」を4こ書く漢字。総画数64画!)
とかでした。
そして、
この64画を、ひと文字ずつスタンプしていって、
大きな「龍」という字を書く、というのが、
いちばんエスカレートした時の罰ゲームでした。
軽くトラウマです。
今でも忘れられません。
とにかく、罰ゲームとか嫌なのと、
早押しクイズ答えられないのも嫌なので、
授業中より、集中していたくらいでした。
誰だって、
「勉強」よりも、「遊び」の方が、
集中するし、白熱しますよね。
ぜひ、お友達も巻き込んで、
自分たちの独自ルールでの「勉強ゲーム」を、楽しみつくしてください。
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