夏休みの宿題を終わらせたひと限定。夏休み、残りのすごし方。
暦の上では、もう秋ですね。
昨日、ついにツクツクボウシの初鳴きを聞きました。
ツクツクボウシ、夏の終わりを告げる音です。
夏休みも、後半そして終盤にさしかかってきます。
さて、
もうそろそろ、夏休みの宿題を終わらせた!という方もいるでしょう。
具体的なデータは分からないですが、
8月初旬までに宿題を終わらせてる方は、自分で計画をたててそれを実行した、できる2割に入ると、個人的には思っています。
今回は、夏休み前半でサクッと宿題をおわらせてしまった人にむけて、
周りから一歩リードする夏休み後半のすごし方について、書いていきます。
夏休みの宿題が、まだ終わってない!という人は、
ここから先は読まないで大丈夫です。
(読んだところで、あんまり役に立たないかなと思います。)
夏休みの宿題が、これから!という人は、
まずは、こちらを読んでから、さっさと宿題を終わらせちゃいましょう。
さて、
夏休みの宿題が終わった、というあなたは、
「やりたいことを、やりたいように、やりたいだけ」できる、
そんな夏休み後半を、手に入れたということです。
自分の自由になる時間を、
好きなだけ計画して、
思う存分、味わってください。
と、いっても、
「自由って言われても、何するのが一番いいんだろう?」
なんて、思うことがあるかもしれません。
なので、
あなたのレベルが、さらに上がるための、
効果的な時間の使い方の、案をいくつか出してみます。
それを参考に、
この夏休みの「やりたいこと」を、ぜひ考えてみてください。
Contents
あなたのレベルがさらに上がる、夏休み残りのすごし方
①宿題の範囲を、カンペキにマスターする
夏休みの宿題で、出された
「ワーク」や、「スタディーサポート」、あるいは「練習帳」みたいなものが、あるでしょう。
さみしい現実ですが、
あれって、多くの人が、
いっかい取り組んで終わりにしちゃう問題集なんですよね。
(誰ですか?答えを写して終わらせた、なんていってる人は?)
たったの一度、ざっとやって答え合わせをしただけの問題集は、
「勉強した」と言うには、ちょっと足りてない気がします。
それでいて、
夏休み明けには、
出されたワークの「確認テスト」があることも、多かったりします。
たいていの人が、
ざっとひと通りやって、それっきり、にしてしまうワークですから、
確認テストの結果も、「いつもの点数」になるのが普通です。
当然の結果です。
それが、自分の実力なわけですから。
いつまでも、「自分の常識」が変わりません。
ほとんどの人が、そうかもしれません。
でも、どうせなら、そのアリキタリな常識を変えちゃいましょう!
やったワークで、分からなかった問題だけでも、
もう一度、二度、三度と、繰り返し確認をしてみましょう。
ワークのどの問題が出てきても、
その答えも答え方も、そしてそこで何が聞かれているか?も、
しっかり理解して対応できるようにしておきましょう。
夏休み明けの確認テストで、「奇跡のような必然」が起こるはずです。
そしてそのテストから、
テストや勉強に対する、あなたの「常識」が音を立てて変わっていくでしょう。
②苦手分野の復習をする
今、あなたにとっての嫌いな教科は、ありませんか?
それが、国語でも算数(数学)でも理科でも社会でも英語でも、他のどの教科であったとしても、
その教科、もともと嫌いだったんじゃなくて、「できないから嫌いになった」のではありませんか?
もし、その教科が苦手になった過去の瞬間に時間を巻き戻して、
そこから「できる」に記憶をぬり変えたら、
苦手分野こそ、最強の得意分野に化けたりします。
経験すれば、わかります。
そういうものなのです。
人によっては、
大人になってから、必要にせまられて、
むかし嫌いだった勉強を復習する、ということがあります。
(それは、資格試験の勉強だったり、就職のための勉強だったり、あるいは、自分の子どもと「いっしょに」勉強するために親子の家庭教師のレッスンを受けたり、というシチュエーションだったりします。)
そんな時、
「学生の時に、これがわかってたら、この教科も好きになれてたのかも。」
という感想を、多くの方が、実際に持ってます。
そうなんです。
できることは、嫌いになりにくいのです。
「今さら」なんて思わないで、
苦手になった科目の復習を、やってみてください。
前の学年の範囲でも、全然かまいません。
そしたら、以前と違って、それが理解できることに、気がつくでしょう。
そして、夏休み中に、あるいはその後までかかっても、かまいません。
以前の学年の復習から、いま学校で習ってる範囲まで復習が追いついた時、
気づけばその科目が、安定した得意科目へと、変わっていることでしょう。
③教科書をひと通り読んでおく
これ、親子の家庭教師ユーザーの皆さんは、年度始めに、すでにやってることかと思います。
秋以降の範囲も含めて、教科書を流し読みしておきます。
いわゆる「予習」というやつですが、
人によっては、すでに「復習」にもなる学習です。
秋以降の学校の授業が、格別に余裕をもって受けられます。
「家でやるのが勉強で、学校の授業が遊び。」
そういう感覚が、肌で理解できるようになることでしょう。
④身体を鍛えてみる
「文武両道」という言葉があります。
これは、とても意義深い言葉だと感じます。
なぜなら、学業においても、
受験勉強などの最後の最後をやりきる体力や、
スランプにおちいった時を乗り越える精神力は、
日々の運動習慣で、おおいに身につけることができるからです。
とくに、有酸素運動をすると、
全身へ酸素を運ぶ機能も高まります。
これは、勉強する上で、
脳の働きを最大限に高めるためにも、おおいに役だつ、というのが、個人的な感想です。
適度な運動は、ストレス解消にもなる上に脳の機能も高めるので、
受験生のみなさんも、受験の直前期まで、ぜひ身体を動かすのは継続してみてください。
個人的な経験からもオススメします。
⑤自分の世界(限界)を広げる「冒険」をしてみる
夏休みならばこそ、
ちょっとした無理をして、次の日、まるっと「お休み」をしても許されるというもの。
今までやったことがない、「初体験」をして、自分の経験知を増やしてみましょう。
たとえば、、
・自転車で、いったことがない隣町まで行ってみる(決められてる範囲で。あと交通安全には気をつけて!)
・区民プール(市民プール)で泳いだことない距離に挑戦してみる
・山に登ってみる(意外と涼しいので気持ちが良い)
・長編小説を読破してみる
・いっそ、小説を書いてみる
・日が登らない時間帯から早起きしてみる
・料理を作ってみる(包丁と火の取り扱いには気をつけて!)
・自分で動画を撮って編集してみる
・180°開脚への道のりを目指してみる
・リフティング100回に挑戦する
などなど。
どんなことでもイイわけですから、
挙げていったら、キリがないです。
「これ、面白そう!」とテンションが上がるやつに、ぜひ、挑戦してみてください!
もちろん、ルールやマナーは、ちゃんと守ったうえで冒険するのが、「お約束」です。
最後に
いかがでしたでしょうか?
夏休み限定、というわけではないですが、
「やりたいことを、やりたいように、やりたいだけ」を実践していくことが、
日々の充実度を、グイッと上げてくれます。
そんな、「やりたいこと」の実践がしやすいのが、
この長期休暇です。
やるべきことである宿題を終わらせた今こそ!!
好き放題、残りの夏休みを、味わいつくしてください。
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