あなたは、いくつの言葉を使えますか?
こんばんは!
「親子の家庭教師」藤田和彦です。
受験シーズンもひと段落つき、今度は、学年末試験の時期。
試験対策のスポット授業のご依頼も、複数いただいてます。
直前の単発講習でも、
変化を実感していただけるような授業をさせていただいてます。
もちろん、定期テスト対策は1週間前、2週間前と時期ごとにやるポイントがあり、
そもそも、日常的な授業から定期テスト対策はスタートしてますから、
直前にやれば劇的に成績アップ!とまでは、いかないかもしれません。
ですが、1回の学習を「きっかけ」にして、
直近の試験だけではなく、次回、次々会への試験への流れを作れるような、
そんな時間を過ごせたらな、と思い授業をしています。
さて、話は変わり、本日のタイトルの件です。
「あなたは、いくつの言葉を使えますか?」
話が唐突なのですが、
お父さま、お母さまに限らず、
「教育」つまり「人に何かを伝えること」に、少しでも関わってる方とは共有したいお話です。
世は国際社会、インターナショナルな時代。
英語を学んでバイリンガルになるのは、もちろんのこと、
中国語、スペイン語、フランス語、韓国語、、、
トリリンガルでは飽きたらず、マルチリンガル(多言語話者)にならないと、これからの時代は通用しません。
などという話、ではなくて、
むしろ、外国語を勉強する、前の段階のお話です。
「あなたは、いくつの言葉を使えますか?」
より厳密に言い換えると、
「あなたは、いくつの『日本語』を使えますか?」
ということに、なるのかもしれません。
どういうことでしょう。
「日本語」ひとつとっても、
いろいろな文法、いろいろな使い方が、あるということです。
もし、
何かを伝えたい相手が、英語しか話せない(日本語が分からない)なら、
英語を勉強して、コミュニケーションをとろうとするかもしれません。
ですが、相手が日本語を話せる同じ日本人だったら、
とたんに、
自分の文法、自分の価値観を押し通そうとしてしまってる場合って、
けっこう多いのではないかなぁ、と感じてます。
授業に限らず、何かを説明させていただいてるとき、
ありがたいことに、「わかりやすい」と言っていただけることがあります。
それは、相手の方が使う「日本語」を使って、お話させていただくことができた、ということなのでしょう。
反対に、
「今の話、わかりにくかった」という反応をいただくことも、あります。
そのときは、相手の方の日本語を、うまく話せていなかった、ということなのです。
相手の方がわかる言葉、話題を選んで話す。
何かを伝える時には、
できる限り、そんなことを心がけてます。
「たとえ話」ひとつとっても、
相手が経験してる話題をもとに話ができると、
とても、理解しやすくなります。
そう考えたら、
それだけ、知識、経験があった方が、
コミュニケーション上手になりやすい、ということでも、あります。
「勉強好き」になっておくこと、
新しいことを覚える「基礎体力」をつけておくことは、
こんな時にも、役に立つわけです。
相手の方の「日本語」を学ぼうとすればするほど、
勉強は、限界がありません。
たくさんの「日本語」を使えるように、
どんどん、勉強していきたいです!
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