ふだんの生きかたが、人をつくる。
昨日は、国立小受験、ペーパー千本ノック講座でした。
おかげさまで、毎回、楽しみつつも集中した空気のもとで、授業をさせていただいてますが、
昨日は、鳥肌もののできごとがありました。
問題の答えを発表してもらう時間、
難しい問題を、自信を持って手を挙げたのに!
当ててもらって、嬉しそうに前に来たのに!
途中で首をかしげて、「わかりません。。」と言ったAくん!
もうひとり、「発表したい!」と手を挙げていたBちゃんに代わってもらって、「大正解!」の花を持たせるとは。
わずか5歳の少年とはいえない男前さに、
感心を通りこして、感動しました。
「前に出たから緊張したのでは?」
と、見ることもできます。
でも、トコトコと席に戻ったときの、
にやり、とした横顔は、見逃しませんでしたよ!
いったい、どんな子育てをしたら、
そんなふうに周りのことまで考えられるお子さまが育つのでしょう。
当然ながら、
「こういうときは、○○しなさい。」
ということを伝えるだけでは、
Aくんみたいな行動は、できないと思います。
(仮に、仕込まれた芸をやっていたとしたら、そこには感動はなかったでしょう。)
普段の生きかたがにじみ出た結果、
自然と、周りのことも考えられる振る舞いができたのでしょう。
こんな素晴らしいお子さまや、保護者の方が、いらっしゃるなら、
世界の将来も、明るい気がします。
昨日、今日、明日、あさってと、
小学校受験の教室が続きます。
授業には、
「教える側」の日常も、にじみ出てしまうことを肝に銘じつつ、
どんな、ステキなシーンと出会えるかを楽しみに、
授業の準備をしてまいります。