親が勉強を教えられなくても大丈夫!子どもの可能性を最大限に伸ばしきる「ほめる」力。
前回にひき続き、
「問題の解き方を、教えられない時」というテーマで、
その解決策を、お伝えしていきます。
今回は、
「具体的に、何をしたら?」というご質問にはお答えすべく、
今日からでも使える、少しでもお役に立てるヒントを、シェアしていこうと思います。
Contents
いずれは来る、「子が親を超える瞬間」
「問題の解き方を、教えられなくなる」
これは、遅かれ早かれ、いずれはやってくる瞬間です。
そして、それはつまり、どういうことかというと、
お子様が、少なくともひとつの領域で、「親を超えた」という瞬間でもあります。
愛情を注いで育てたお子さんが、成長して、
自分ができないことを、できるようになるように、挑戦している。
この事実は、
何より、喜ばしいことではないでしょうか。
自分が解けない問題を、子供が、チャレンジしている。
そして、そんな難題をクリアしていこうとしている。
そんな時は、
最大限に、お子さんを「ほめて」やってください。
「〇〇はすごいね、お母さん(お父さん)も分からないよそんな問題。」
「そんな難しい問題が解ける(難しい問題にチャレンジできる)なんて、お母さん(お父さん)の子とは思えないくらい優秀だわぁ。」
と、最大限に、喜びを伝えてあげてください。
もしかしたら、
「え〜そんな普通だよ。みんなできるよそのくらい。」
みたいな、リアクションが返ってくるかもしれません。
それでも、
「そうなんだ、みんなすごい優秀なんだね。そんな友達がいるから、〇〇も賢くなったんだねー、すごいね!」
と、あくまでも、「ほめる」姿勢は、くずさないでください。
本心から、ほめられてるのであれば、
お子さまとしても、嬉しくないことは、ないでしょう。
ほめることは、ノーリスク。
もし仮に、
「お母さん(お父さん)、こんな問題もできないの?」
と思われたとして、
マイナス面は、いっさいありません。
なぜなら、
それでやる気を出したお子さんが、
積極的に、勉強にチャレンジしてくれるようになれば、
そもそもの目的は、達成されているわけですから。
ですよね?
大事なのは、
「自分が、勉強を教える」ことではなく、
お子さんが、進んで勉強に取り組み、勉強を楽しんでくれるようになること
そして、当然のように成績を上げていくことなわけですから。
先生や、保護者の方の期待を一身に受けた子どもは、
メキメキと、力をつけていくものです。
これは、科学的にも実証されています。
要するに、人は、望むと望まないとに関わらず、
「期待通りの人になってしまう」ということです。
お子さまの可能性を伸ばすために
いえ、正確には「可能性をつぶさない」ためにも、
その、無限の可能性を認め、信じきる。
そんな、導き方をしていけば、
すべての人が、超人的な成長を遂げていけるのです。
ぜひ、恥ずかしがらずに、
お子さまの成長をほめて、喜びの気持ちを伝えてあげていただければ、嬉しいです。
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