受験勉強中に出てくる「焦り」を克服する、シンプルかつ強力な方法。

   

今年も残すところ、あと1週間となってまいりました。

 

受験生の皆さんにとっては、

試験本番が、あと1ヶ月、2ヶ月と、目前に迫ってきていますから、

「年末」「お正月」という概念は、ないかもしれません。

 

ですが、そうやって日々、受験勉強を積み重ねていく受験生のみなさんだからこそ、

かえって、勉強に集中できなくなってしまうというスランプに陥ることがあります。

 

今日は、そんな受験生の皆様が、直前期に陥りがちなスランプの原因と、その克服法を、

端的に、ご紹介します。

 

勉強に集中できなくなる「スランプ」の原因

 

勉強しないといけないのに、

 

しなきゃいけないのはわかっているはずなのに、

 

ついつい、他のことをしてしまう。

 

そして、ますます焦ってしまい、勉強に手がつけられなくなってしまう。。

 

 

そんな状況があります。

 

その原因のひとつは、実は「焦り」そのものなのです。

 

 

プレッシャーが、勉強の手を止めさせる

プレッシャーが大きくなりすぎると、

焦りから、落ち着いて勉強に取り組むことができません。

 

ですから、

「気持ちを切り替えたい」という風に思うことも、自然なことかもしれません。

 

「今の状況だと、勉強しても、はかどりそうにない。だから、その前に少し息抜きをして、気持ちを切り替えてから勉強に集中しよう。」

 

そんな風に、思ってしまってはいないでしょうか。

 

個人的にも、そういった経験をしてきたので、よくわかります。

 

 

ですが、

 

「息抜きをして気持ちを切り替える」という発想そのものが、

根本的に間違っている、ということを、お伝えしなければなりません。

 

 

なぜならそれは、

たとえば大事な大会を控えた野球選手が、

「集中して練習に取り組むために、ピアノでも弾いてみようか。」

と言い出すようなもので、

言うなれば、この例えと同じくらいに、突拍子もないことなのです。

 

 

抜け出せない「負の連鎖反応」

 

勉強から離れた時間を過ごせば過ごすほど、

焦りは、ますます加速し、拡大してしまいます。

 

複雑な言い回しで煙に巻くつもりはないのですが、

勉強に集中できない原因は、まさに勉強に集中していなかったことにある。

と言えるのです。

 

勉強しないから焦る。

焦るから、勉強に手がつかない。

勉強に手がつかないから、ますます焦る

……

 

「卵が先か、ニワトリが先か」ではないですが、

まさに、抜けばのないバッド・スパイラルにはまってしまっていると、言えるかもしれません。

 

 

焦りから勉強に集中できない時、じゃあどうすれば良いのか。

 

この焦りからくるバッドスパイラルを、どうすれば良いのか。

 

答えはシンプルです。カンタンです。

 

 

勉強に手をつけよう。

 

 

これだけで充分です。はい、おしまい。

 

 

 

……と、これだけで、このバッドスパイラルから脱出できていたら、すでにその状況にはないでしょうから、

もう少しだけ、詳しくアドバイスさせていただきます。

 

勉強に手をつけたら、こっちのもの。

つまりどういうことかと言うと、取り掛かりが肝心、ということです。

 

だいたいが、とっかかりさえつけば、結構、継続させられるものです。

 

問題なのは、その取り掛かりの前に、何かをしようとしてしまうから、うまくいかないのです。

ですから、取り掛かりを押さえることで、すべてがうまくいきます

 

取り掛かりを、押さえる。

 

スポーツなら、本格的な練習の前に、ウォーミングアップをします。

そうすることで、ハードな練習にも、身体が無理なくついてくることができます。

 

勉強でも、本格的に演習をする前に、頭のウォーミングアップをすれば良いのです。

 

具体的には、朝のタイミングに何をするか決めておくことが重要です。

 

朝イチの定番メニューを決める

 

ご参考までに、朝イチの定番メニューの、例をご紹介します。

朝イチは、頭を目覚めさせるために、簡単な計算問題か、前夜の記憶系の復習が効果的でオススメです。

 

例えば、

・算数・数学の単純な計算問題をする

・大学受験生なら、センター数学の大問を1つ(15分で完答できるジャストな分量です)

・単語を学習する(英単語・古文単語など)

・特に物理系の単純な計算で解ける問題

などです。

 

試験で学習する科目やご自身の得意科目・苦手科目によっては、それぞれ違ってきますが、

基本的に、朝イチの学習は得意科目から入るようにしてください。

 

そして、気持ちが乗ってきたところで、少し苦手意識がある科目の特訓

1日の終盤は、得意な科目の演習を中心に行うようにします。

 

 

あらかじめ、1日の学習のリズムを決める。

特に、朝イチの勉強への取り掛かりかたを決めておくことで、

「始動の遅れからくる焦り」をなくすことができます。

 

バッドスパイラルが、裏返ればグッドスパイラル

 

きっかけは、ちょっとした学習でも充分です。

 

勉強に手をつけたから、気持ちもノッてくる

気持ちも順調だから、勉強もはかどる

勉強もはかどるから、ますます好調になってくる

……

 

おそらく、良いリズムでの学習を、3日も続けることができれば、

気持ちの上では、すぐにノリノリになっていきます。

 

あとは、毎日の学習を、どんどん、楽しく進めていけばいいわけです。

 

 

2017年も、あとわずかですが、

年内の数日だけでも、理想的な学習をやりきる!と決めて、学習に取り組んでみてください。

必ず、良い形で新年を迎えることができるでしょう。

 

充実の年末年始を、心から祈っています。

 - F式メソッド, 教育アドバイス